むずむず症候群の治し方について
ここではご紹介していきます。
むずむず症候群の原因は何であるか
といったことはハッキリとしたことが
判明しておらず色々な説が唱えられている
のが現段階です。
また、むずむず症候群の原因としては
以下の4つの要因が関わっていると推測
されています。
1、遺伝性
2、鉄分の不足
3、代謝異常
4、ドーパミン神経物質の異常
1の遺伝性についてはむずむず症候群の症状が
みられる傾向として同じ家系の人が多いという
見解からです。
もちろん遺伝子レベルにおいてなのか環境による
ものなのかはまだ判っていません。
2の鉄分の不足についてですが、鉄分が不足する
ことによって代謝の異常やドーパミンの生成を
損なうということが知られています。
なので鉄分を補給することがむずむず症候群の
治し方として今後はもしかしたら一般的に
なってくるかもしれません。
●「3、代謝異常」と鉄分の関係性について
アメリカの研究チームによると通常体重の
幼児グループと肥満の幼児グループとそえぞれ分けて
鉄分不足状態との割合を調べる研究が行われました。
すると、肥満の幼児グループのほうが通常体重の
幼児グループと比べて3倍も多く鉄分不足の幼児が
いたという調査結果が出ました。
なぜ鉄分不足と肥満についての調査結果を
お伝えしたかというと、むずむず症候群の
一因となる代謝異常と肥満とは大きく関わって
いるからです。
というのも、鉄分が不足してしまうと
ヘモグロビンの量が少なくなり体に
十分な酸素が供給されなくなって代謝異常を
引き起こします。
代謝異常が起きると「脂肪を燃焼しよう」、
「筋肉を作ろう」、と試みても酸素が
足りないため健康体の赤ちゃんでさえも
鉄分不足によって肥満体質になってしまうという
ことです。
鉄分不足による代謝異常は免疫力の優れる
赤ちゃんでさえ肥満にさせてしまうほど
体への影響力は相当なものだということが
判ります。
●「4、ドーパミン」と鉄分との関係性について
むずむず症候群はドーパミンと鉄分の不足が
主要因とされているのは事実としてあります。
また、分かっていることは鉄分はドーパミンを
正常に働かせる作用があるということです。
さらに、鉄分はドーパミンの元となる物質を
作る時に必要とされていることも知られています。
つまり、鉄分が不足してしまうとドーパミンの
異常と生成する段階でも影響が出るということです。
●むずむず症候群の治し方について
むずむず症候群の症状がつらい状態であれば
すぐに病院へ行って診てもらってください。
ですが、できるなら病院で治療をするのではなく
自宅で治したいという場合は以下の治し方が
有効だと考えます。
・鉄分サプリで鉄分を補給する。
むずむず症候群と鉄分の関係性について
ここまでお伝えしてきましたが、それを
踏まえると鉄分不足を解消することで
むずむず症候群が治る可能性は大いにあります。
鉄分不足を解消して体中に酸素が供給されれば
むずむず症候群の要因とされる代謝異常と
ドーパミンの正常化に期待できるからです。
また、鉄分サプリといっても1日40~100円
程度で収まるので食品で補うよりも費用対効果を
考えると金銭的にもかなり楽です。
むずむず症候群に悩まされ続けてきて
出来れば自宅で治したいという場合は
ぜひ鉄分サプリの活用を検討してみてください。